Blenderを使用してのFallBackアバター対応について①はじめに
はじめに
軽いアバターが欲しい、Quest勢にも推しアバターを見せたい皆さんこんちには。
今回、FallBackシステムの要件のうち、満たすのが難しいであろうポリゴン数とマテリアル数をBlenderで削減する方法について紹介したいと思います。
前提
表情シェイプキー周りが入ったメッシュが6000ポリ程度以下であること!
今回、「デシメート」という機能を使ってポリゴンを削減させていきます。
ただ、この機能はシェイプキーの入ったメッシュには適用でません。
なので、今回は表情で6000ポリそれ以外で4000ポリ程度に抑えて行っています。
一応、シェイプキーを維持できる?「Cats Blender Plugin」というプラグインもあるそうなので、気になった方は調べてみてください。
FallBackアバターの要件
FallBackアバターにするための条件をご存じかも知れませんが、まとめておきます。
https://docs.vrchat.com/docs/avatar-fallback-system
https://docs.vrchat.com/docs/avatar-performance-ranking-system
Android / Questの要件に従って、パフォーマンスランクがGoodまたはExcellentである必要があります。
アバターの品質 | 優れた | 良い |
---|---|---|
ポリゴン | 7,500 | 10,000 |
境界サイズ* | 2.5mx 2.5mx 2.5m | 4m x 4m x 4m |
スキンメッシュ | 1 | 1 |
メッシュ | 1 | 1 |
マテリアルスロット | 1 | 1 |
所感
2つのアバターをFallbackに設定できるようにしました。
常用してる改変メリノちゃん
記事のために作ったミルクちゃん
2つ作ってみましたが、「長髪」「球体が多い」「凹凸が多い(リボンやフリル)」特徴を持つアバターは難易度高めかなと感じました。
(同じぐらいのポリゴン数なのに、ミルクちゃんの方が大変でした)
強いこだわりがなく、いくつかの服装パターンがあるならそういったアバターはやめておいた方が楽できます。
作業に取り掛かる前に
Blenderによるアバター改変ができる程度の知識が無いと厳しいです。
以下の記事が参考になりますので読んでみてください。
ポリゴンを減らしていきましょう!
[2022/02/21]本記事を一部修正し、続き書きました。
余談
そういえば、過去の記事の続き書いてないんですけど、有用な情報か?と疑問符めちゃくちゃ上がったので書く気ないですね。ハイ。